ドローンスクール

「産業用ドローンスクール」の授業内容は?カリキュラムとともにご紹介

投稿日:2021年2月9日 更新日:

東京・足立区を拠点に日本全国対応にて本物のドローンソリューションサービスを提供しているドローンフロンティアです。
弊社ではドローンを活用した赤外線外壁点検調査を 、実施するほか、事業の一環として「ドローンスクール」も開講しております。

実技と座学からドローンの操作方法を教える「講習団体」は、いま全国に800近くもの数展開されておりますが、『自分の家から近いから』『有名だから』と言った理由でスクールを選ぶことは懸命な判断とは言えません。
スクールを判断する際に大切な目線は1つ。
「受講内容は、卒業した後に実用的であるかどうか」です。
本日は、『これからドローンを使いたい』方、並びに『これからドローンを自社サービスに組み込みたい』方の両者に向け弊校の特徴、他校にはない”強み”をご紹介します。

産業用ドローンスクールの授業内容は?カリキュラムとともにご紹介【1】

■ 一般的なドローンスクールが教えてくれること


ドローンスクールのコースは「一般ドローンスクール」と「産業用ドローンスクール」に分かれており、受講内容も変わって参ります。
以下は両者に共通する、ドローンを操縦するにあたっての最低限の知識・実践訓練の受講内容です。
座学では「何故ドローンが安定して飛行できるのか」そもそもの飛行の原理に始まり、「磁気コンパス」に「GPS信号」など、安定した飛行を可能にする仕組みへの理解を深める所から授業が始まります。
ドローンを構成する「プロペラ」などの各パーツは、メカニズムのみならずメンテナンス方法や機器不良を起こした時の処置方法までもが講習内容。
また、ドローンそのものだけではなく、操縦する上で遵守しなくてはならない「航空法」をはじめとした各種法律や、操縦のために必要な「アプリ」の使い方まで授業範囲は及びます。
実践は「10時間の飛行訓練」です。
これはスクールの受講内容を修了し、資格を取得したあと、国土交通省に「飛行を禁止された空域や飛行方法に対する許可・承認を得るための申請をするためにも必要なカリキュラムとなっています。
弊校では上記を2日間の「スタンダードコース」として、ドローンパイロットとしての基礎を学ぶコースと位置付けております。
また、このカリキュラム内容は、どのドローンスクールであっても大きな変化がないことも抑えておきましょう。

産業用ドローンスクールの授業内容は?カリキュラムとともにご紹介【2】

■ 産業に活かすことを前提としたカリキュラム、コースも多岐に渡る


産業用ドローンスクールのコースは上記のカリキュラムにプラスされる形で行われます。
“産業用”とは……各コース「ドローンをどうビジネスに活かすか」までを視野に入れた方に向けた受講内容であるからです。
一例をお伝えすると……

・屋根点検コース(3日間)

2日間のスタンダードコースの内容に加え、3日目には戸建て住宅を3〜4件程度回り、実際に屋根点検を行うカリキュラムが含まれています。
電線や建物などの障害物を意識すること、住宅街でドローンを操縦する際に起こりうる問題を受講者自身で経験していただくことに目的を置いています。

・ビジネス空撮コース(4日間)

ドローンでの映像撮影を目的に受講される方に特化したコースです。
他のコース同様、最初の2日はドローンの基礎について学び、残りの2日は実践の撮影訓練が行われます。ドローンでの空撮を仕事にする現役パイロットがインストラクターを務めており、現場での注意点並びに細かな技術やセンスまでも学ぶことができます。
他にも操縦難易度の高い「マイクロドローンコース(3日間・5日間)」など、受講生の目標や、ご自身の事業にドローンの導入を考えられている方の希望に沿った様々なコースをご用意しております。
以下で、昨今需要が伸びている「外壁の赤外線調査」にドローンのご活用を検討されている方に推奨できる「ビジネス赤外線コース(4日間)のカリキュラムを詳しく見ていきましょう。

産業用ドローンスクールの授業内容は?カリキュラムとともにご紹介【3】

■ 「ビジネス赤外線コース(4日間)」を詳しくご紹介


建造物の安全な運用を目的として管理者に義務づけられている、建築基準法第12条に定められた「定期報告制度」ですが、平成20年の見直しにより新たに調査手法として認められ白羽の矢が立ったのが外壁の表面温度から損傷を確認する「赤外線調査」です。
調査員が該当箇所まで直接アプローチする必要のある「打診調査」と比較すると、安全面・コスト面・調査日数の短さの面で優れており、ドローンを活用した赤外線調査はますます需要が伸びていくことが予想されています。
「ビジネス赤外線コース(4日間)」では、歴史を紐解き「赤外線」自体の理解を深める所から始まります。
「赤外線サーモグラフィーカメラ」で温度を可視化させた写真から外壁の損傷を読み解くスキルやノウハウはもちろん、「温度差が確認できるものの実際には不具合を起こしていない」ケースや、その原因も細かにご説明していきます。

赤外線調査は、対象の建造物の構造や立地条件、他の建物の赤外線反射や日照の時間帯、外壁塗膜の汚れや色に至るまで……様々な要因を考慮する必要があるからです。
上記に伴って、実際の訓練では撮影と画像解析技術の習得を重要視。
撮影時のカメラの角度や適切な距離、解析に適する画像とそうでない画像の見分け方なども受講内容です。
実際の操縦訓練も「建造物点検」と「太陽光点検」の2種を用意。
監修者と操縦者、アシスタントからなるチーム体制の組み方から、当日の動き方、撤収に至るまでが研修に含まれています。
ここまで徹底する理由はひとつ。
赤外線調査は「調査員に求められるスキルが高い」特徴を持つからです。

産業用ドローンスクールの授業内容は?カリキュラムとともにご紹介【4】

■ 操縦の先、実践的なスキルを取得できるスクールをお選び下さい!

「ビジネス赤外線コース(4日間)」を詳しくご紹介したことにも理由があります。それは需要増加に伴い、赤外線調査のトラブルは実際に発生している不具合箇所との乖離が多いからです。
他のコースにも言えることですが、弊校が受講生に指導することのできる内容は極めて実践的であることに特徴を持ちます。これは、各コースの講師が、その道のプロであることに裏付けされています。
極端なことを言えば、一般的なドローンスクールで教えてくれるカリキュラムは、ドローンスクールで学ばなくとも独学でなんとかなる部分も多いです。
スクールに通う価値はドローンを操縦できるようになった先、仕事で活かせる知識や技術を学び、現場での生の声を聴けることにあるのではないでしょうか。
弊校を選んでいただいた以上、受講生には一般的なドローンスクールで期待されていたモノを体得させる気概で挑みます。
『ドローンを使った仕事をしたい』
具体的なビジョンが決まっているのなら弊校にお越しください。
卒業した後にこそ、真価をご理解いただけるはずです。

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