空撮

2023年7月、ドローン空撮による屋根調査(勾配、屋根面積算出)の革命的なアプリがリリースされます。

投稿日:2022年3月28日 更新日:

日本全国でドローンによる赤外線調査、屋根点検、スクール運営を展開するドローンフロンティアです。

早速ですが、2022年はドローンを取り巻く環境が大きく変わる1年となりました。
理由の一つ目が、「ドローン操縦の国家資格化」です。
かねてより、政府が目標に掲げる有人地帯上空での目視外飛行を目指した動きが本格化しています。例えば物流でドローンが取り入れられるようになれば、今よりもっとドローンが身近な存在になるでしょう。

そして二つ目が、建築基準法の改正です。
これは建設業に限った話となりますが、建築物の定期調査報告における調査方法の一つとして、ドローン(無人航空機)による赤外線調査が明記されることが報じられました。

このように、私たちの生活にドローンが定着する未来が近づいている中で、ビジネスにいかに取り入れるかは事業者としての課題であり、チャンスでもあります。

今回は「ドローン空撮による屋根調査・屋根面積の算出」の今後の可能性について考えてみたいと思います。

 

ドローンで屋根面積を出す?いや結局、はしごを使って登った方が早いでしょ?

私たちは、これまで多くの外装リフォーム業者のドローン導入を支援してきました。
その中で、ぶち当たる一番の壁は「経営者と調査する職人の意識の乖離」です。

経営者が、屋根面積の算出をできるだけ省力化して行いたい、お客様への差別化を図りたいという思いからドローンによる屋根調査や屋根面積の算出を進めたいと考えても、現場スタッフ(多くの場合職人)が「結局、はしごを掛けて登った方が早い」とドローンを使わなくなってしまうというケースが非常に多いです。

結論からいうと、はしごを掛けた方がドローンよりも早く屋根調査や屋根面積の算出ができるということは、有り得ません。

 

ドローンとはしごで登る場合の屋根調査・屋根面積算出時間の違い

ドローン空撮による屋根調査:20〜30分/軒
屋根に登っての点検:40〜60分/軒

屋根調査にドローン空撮を導入し定着した企業様は皆さん「ドローンなしの点検は考えられない」と仰います。

とはいえ、ドローン空撮の導入直後は、慣れていないため時間も掛かりますし、家を傷つけたり電線に当たったりしないだろうかと不安もあります。
慣れる前に挫折してしまうと、「はしごを掛けて登った方が早い」と屋根に登っての点検に戻してしまうケースが多いようです。

でも、聞いてください。
ドローンを屋根調査に導入するメリットは想像以上に大きいのです。

ドローンを屋根面積計算に導入するメリット

 

屋根調査時間の大幅圧縮

前述の通り、ドローン空撮による屋根調査に慣れてくると、屋根に登っての点検の約半分程度の時間で撮影を行うことができます。
つまり、2倍の件数の調査を行うことができるようになるため売上の増加に直結します。

職人が施工に集中できる

これまで屋根に登れる職人さんしか屋根点検を行えなかったところを、ドローンを導入することで事務員さんなども点検を行うことができるようになります。
ドローン空撮を導入したタイミングで、屋根調査を職人ではなく接客が得意な女性スタッフに切り替えて上手くいっている会社もあるほどです。

近隣の方に興味を持ってもらえる

ドローン空撮による屋根調査を行う際、近隣に挨拶を行うのが通例となっていますが、ドローンを使うことを話すと興味を持つ方が多いのです。
これによって、営業機会が増えたというお声は多数いただいております。

さらに国交省指定の看板を設置し、腕章やジャンパーなどを着て作業を行っているため、安心感を与えられるだけでなく、興味を持たれた方と会話になりやすいというメリットもあるのです。

屋根面積算出へのドローン導入に挫折した企業様もご安心を。弊社はドローンの安定稼働まで伴走します。

ドローンフロンティアは自社でも屋根調査業務を行いながら、ドローン導入のコンサルティングサービスも提供しております。
ドローンの基礎知識や撮影ノウハウの提供はもちろん、現地でのドローン飛行への同行から営業の掛け方まで全てみっちり支援を行います。

関連記事:コンサルティングサービス記事にリンク

 

誰でもドローンを使った屋根面積の産出ができるアプリを開発!

屋根点検を行う目的は、「屋根の状態の把握」と「見積りを出すための屋根面積の算出」があります。
これまでも屋根面積の積算システムやアプリは存在しましたが、高額であったり多機能すぎて使いこなせないという課題がありました。

そこで、ドローン空撮による屋根点検に高い実績を持つ弊社が、使いやすさを追求した業界最安の屋根計測アプリ「屋根はかる君」を開発しました。

 

そもそも「屋根計測アプリ」でどうやって屋根面積を出すの?

屋根点検では、屋根のヒビ割れやサビ、苔などの付き具合、棟の釘の抜けなどを確認しながら、どの程度の補修が必要なのか、再塗装でメンテナンスは十分なのかをチェックします。
また、塗装やカバー工法、葺き替えを行う場合は屋根面積を算出して見積りを出します。
その際に重要なのが、屋根の寸法を測る作業です。

屋根の施工を行う際、屋根の面積を正しく測る必要があります。

従来は職人がはしごをかけて屋根に上り、寸法を測るのが主流でしたが、ドローンによる屋根点検の広がりとともに、撮影した写真から正確に屋根の面積を測る方法も広まりつつあります。
その際に活躍するのが「屋根計測アプリ」です。

屋根計測アプリとは、アプリを起動してドローンと連動させ、屋根の状態をチェックするとともに、屋根の面積まで算出できる便利なアプリです。

ドローンによる屋根点検を行う業者にとって、屋根計測アプリは必需品といってもいいでしょう。

 

従来の屋根計測アプリを使って屋根面積を出す上での問題点は?

ドローンによる屋根点検サービスを提供している会社は、ここ数年、屋根計測アプリの開発にも力を入れています。
しかし、アプリの操作が複雑だったり、撮影画像の分析が難解だったりして、せっかく初期投資を行ったにもかかわらず、アプリをうまく活用できていないまま複数年契約で月に5〜10万円を払い続けているという企業様もいらっしゃいます。

ドローンフロンティアは、ドローンスクールを開講しているため、ドローン導入後の話を伺う機会が多いのですが、受講された企業の方からは屋根計測アプリを導入しても使いこなせていないという相談を受けることが増えてきました。

費用に関しても、導入初期には数十万円が必要なサービスが多く、導入のハードルが高いといった声も聞きます。
しかも、初期コストを払ってアプリを購入したのはいいけど、現場では使いづらいため温度差が発生し、社内で広まらないといったお悩みがあります。

こうした問題点から、ドローンによる屋根点検にアプリを活用するのは、まだうまくいっていないケースが多いのが実態のようです。

また、無料の屋根勾配アプリなど単一機能を備えたアプリはありますが、それだけでは屋根点検をするには不十分なので結局屋根に登る必要があります。
現状では、無料で利用できるような屋根点検アプリは存在しないため、多機能で高価な屋根計測アプリを採用するか、はしごをかけて屋根に登るかという選択肢になっています。

そこでドローンフロンティアでは、屋根勾配が測れて屋根面積が計測できる安価な屋根計測アプリを開発することに決めたのです。

誰でも使えるがコンセプトの「屋根はかる君」は最小限の機能で使い勝手がいいアプリ

前述の通りこれまでの屋根計測アプリは、機能が多くて利用のハードルが高いといった問題点がありました。
そういった点も踏まえ、とにかくシンプルで、しかしやりたいことができるアプリの開発を目指し、誕生したアプリが「屋根はかる君」です。

「屋根はかる君」は、地上から屋根の一辺の長さを測り、ドローンで屋根の上から1枚の写真を測るだけで、屋根面積が出せる仕組みとなっています。
屋根勾配も、1枚写真を撮るだけで算出できるというシンプルな設計です。

こちらは屋根はかる君の屋根勾配計測機能です。
使い方は簡単。家の側面の写真を撮影し、屋根にアプリ上で線を引くだけで屋根勾配を測ることができます。

「寸」「度」を切り替えて確認することも可能です。


屋根勾配を図って、屋根の写真を上から撮ればもう屋根面積を割り出すことができます。
慣れてくればものの数分で、屋根面積を算出することができるのです。
実際に屋根計測アプリを使ったことがない職人さんがテストを行っても、難しくて使えそうにないという方はひとりもいませんでした。

また、導入のハードルを高くしている初期費用に関しても、「屋根はかる君」は10,000円以下という業界最安の価格を実現することができました。
屋根の塗装や補修工事を行うすべての会社だからこそドローンを導入できる水準のアプリを開発できたと自負しています。

 

「屋根はかる君」を使った職人、企業の声

ドローンフロンティアの屋根計測アプリ「屋根はかる君」を、リリース前に先行してテスト導入していただいた企業、職人の声をご紹介します。

・非常に使いやすく現場にフィットしている
・スタッフからの評判がいい
・要望に対して適切なアップデートを行ってくれる
・アプリ内でラグなどがなく、ストレスなく使えた
・図面がない家、急勾配の屋根にも使えるのはとても良い
・操作も分かりやすく、順番が明確で良かった
・便利で非常に使いやすく、ぜひ使用したい
・現場の煩わしさが解消されそう

 

ドローンによる屋根点検には「屋根はかる君」の活用が便利です!

ドローンによる屋根点検が広まってきた現在、合わせて活用する屋根計測アプリの重要性も高まっています。
ドローンフロンティアの屋根計測アプリ「屋根はかる君」は、機能を屋根面積の算出だけに絞り、リーズナブルな価格で使いやすいアプリをコンセプトに誕生しました。

誰にでも簡単に使えて、従業員の安全を守り、しかも業界一安い価格設定の「屋根はかる君」。

是非屋根はかる君の公式ページをご覧ください!
http://yanehakarukun.com/

-空撮

関連記事

ドローン空撮業者の選び方は?どういう基準で選べばいいか徹底解説

東京・足立区を拠点に、日本全国対応にて本物のドローンソリューションサービスを提供しているドローンフロンティアです。 弊社ではドローンを活用した各種サービスを提供していますが、空撮もそのひとつです。 ド …

東京でドローン空撮をする際の許可、飛ばせる場所、業者の選び方を紹介!

東京・足立区を拠点として、日本全国に対応する本物のドローンソリューションサービスをご提供しているドローンフロンティアです。 弊社では、ドローンによる赤外線調査など各種ドローンサービスをご提供しています …